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インクルーシブ保育について

令和5年11月1日から施設内で【児童発達支援事業「kukumu(くくむ)」】の運営が始まります。

一般的に「発達支援事業所」と言うと、発達に不安のあるお子様だけが一緒に過ごし、療育等のサポートを受けながら生活します。
療育やサポートを受けることは将来の自立に向けて必要な事ですが、特性のある子ども達が生活の中で感じる生きづらさは多彩であるため、すぐにサポートを受けられる環境での療育は、生きづらさを感じる場面が限定されてしまい、自立という意味では経験が不足する傾向があるのではないかと感じています。
当園の発達支援事業はこども園の中で障がいの有無にかかわらず、同じ空間で生活・教育を行う点が他の事業所と大きく異なります。
このような保育の仕方を「インクルーシブ保育」と言い、様々な子ども達との関わりがあるため、一緒に生活をする中でいろいろなトラブルも経験しながら園生活を送ります。
このトラブルを乗り越えていく場面を沢山作り、乗り越えていくためのサポートをすることで、自立に向けての準備をしていきます。
当施設では、インクルーシブ保育という環境で「身辺の自立」ができるようになることを目標に掲げ、小学校で困らないようにするための訓練を行っていきます。