いつも当園の運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
宮崎県薬務感染症対策課より、百日咳の感染拡大に関する周知依頼がありました。
現在、県内で百日咳(ひゃくにちぜき)の患者が増加しており、今後さらなる感染拡大が懸念されています。
本日、3月14日時点で当園内では百日咳の感染は確認されておりませんが、今後の感染拡大を防ぐため、以下の案内をご確認いただき、予防対策へのご協力をお願いいたします。
【百日咳とは?】
💡 潜伏期間:7~10日
💡 特徴的な症状:
✅ 連続する発作的な咳(特に夜間に悪化)
✅ 「コンコン」と咳込んだ後、「ヒュー」と笛のような音を立てて息を吸う
✅ 咳が長引き、嘔吐を伴うこともある
✅ 発熱は少ない
✅ 生後3か月未満の乳児は無呼吸発作や合併症のリスクが高い
✅ 年長児・成人もかかることがあり、軽症でも感染源となる
💡 感染経路:飛沫感染・接触感染
県内では令和7年1月13日から26日までに17件の報告があり、今後の拡大が懸念されています。
(※1月31日時点)
【感染予防のためにできること】
✅ 予防接種の確認
百日咳は定期予防接種(四種混合・三種混合ワクチン)で予防可能な感染症です。接種対象年齢のお子さまがいるご家庭は、母子手帳を確認し、接種が済んでいるかご確認ください。未接種の方は、早めの接種をおすすめします。
✅ 咳エチケット・手洗いの徹底
咳やくしゃみで感染が広がるため、咳エチケット(マスク・口を覆う)や手洗いを心がけましょう。
✅ 体調不良時の早めの受診
「長引く咳」「激しい咳が続く」場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
【当園の対応について】
保育所における感染対策ガイドラインに基づき、お子さまが百日咳に罹患した場合、登園のめやすは以下の通りといたします。
✅ 特有の咳が消失していること
✅ 適正な抗菌薬による治療が開始され、5日間が経過していること
これらの条件を満たしてからの登園をお願い致します。ご不明な点がございましたら、園までお問い合わせください。
当園でも引き続き、手洗いや咳エチケットの指導、体調チェックを徹底していきます。保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。