【宮崎県より】百日咳に関する注意喚起

いつも当園の運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

宮崎県薬務感染症対策課より、百日咳の感染拡大に関する周知依頼がありました。

現在、県内で百日咳(ひゃくにちぜき)の患者が増加しており、今後さらなる感染拡大が懸念されています。

【百日咳とは?】

💡 潜伏期間:7~10日
💡 特徴的な症状
 ✅ 連続する発作的な咳(特に夜間に悪化)
 ✅ 「コンコン」と咳込んだ後、「ヒュー」と笛のような音を立てて息を吸う
 ✅ 咳が長引き、嘔吐を伴うこともある
 ✅ 発熱は少ない
 ✅ 生後3か月未満の乳児は無呼吸発作や合併症のリスクが高い
 ✅ 年長児・成人もかかることがあり、軽症でも感染源となる

💡 感染経路:飛沫感染・接触感染

県内では令和7年1月13日から26日までに17件の報告があり、今後の拡大が懸念されています。

(※1月31日時点)

【感染予防のためにできること】

予防接種の確認
 百日咳は定期予防接種(四種混合・三種混合ワクチン)で予防可能な感染症です。接種対象年齢のお子さまがいるご家庭は、母子手帳を確認し、接種が済んでいるかご確認ください。未接種の方は、早めの接種をおすすめします。

咳エチケット・手洗いの徹底
 咳やくしゃみで感染が広がるため、咳エチケット(マスク・口を覆う)や手洗いを心がけましょう。

体調不良時の早めの受診
 「長引く咳」「激しい咳が続く」場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

【当園の対応について】

保育所における感染対策ガイドラインに基づき、お子さまが百日咳に罹患した場合、登園のめやすは以下の通りといたします。

特有の咳が消失していること
適正な抗菌薬による治療が開始され、5日間が経過していること

これらの条件を満たしてからの登園をお願い致します。ご不明な点がございましたら、園までお問い合わせください。

当園でも引き続き、手洗いや咳エチケットの指導、体調チェックを徹底していきます。保護者の皆さまのご協力をお願いいたします。

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